今日の勉強範囲
財務会計論(計算):有価証券と手形取引、貸倒引当金
今日の講義では有価証券の処理の仕方や保有目的の変更、手形取引と貸倒引当金の仕訳について学んだ。
有価証券の減損処理
売買目的有価証券以外の有価証券で、時価が著しく下落(50%以上の下落)したとき、回復する見込みがなければ評価差額を当期の損失として処理しなければならない。評価損は当期の損失(特別損失)に計上し、切放方式を適用する。
株式分割と株式併合
- 株式分割…発行株数を増加させる。株式の単価は減少する。
- 株式併合…発行株数を減少させる。株式の単価は増加する。
保有目的区分の変更
変更前の保有区分が売買目的有価証券だった場合、子会社株式及び関連会社株式またはその他有価証券に変更することができる。振替時の価額は振替時の時価で行い、損益計算書に計上する。
変更前の保有区分が満期保有目的の債券だった場合、売買目的有価証券またはその他有価証券に変更することができる。振替時の価額は振替時の償却原価で行う。
変更前の保有区分が子会社株式及び関連会社株式だった場合、売買目的有価証券またはその他有価証券に変更することができる。振替時の価額は取得価額である。
変化前の保有区分がその他有価証券だった場合、売買目的有価証券または子会社株式及び関連会社株式に変更することができる。振替時の価額は売買目的有価証券に変更した場合は振替時の時価、子会社株式及び関連会社株式に変更した場合は取得原価(部分純資産直入法かつ前期末損なら前期末時価)で行う。
手形取引の不渡り
通常は「受取手形」勘定を「不渡手形」勘定に振り変える。
裏書を行っていた場合は裏書した手形を買い戻し、「不渡手形」勘定に計上する。
割引を行っていた手形が不渡りになった場いいは割引した手形を買い戻し、「不渡手形」勘定に計上する。
この「不渡手形」は回収できた場合は借方,当座預金 貸方,不渡手形で仕訳、回収できなかった場合は借方,貸倒損失で処理する。
貸倒引当金の算定と貸倒時の処理
貸倒引当金は原則期末貸倒引当金残高と貸倒見積高との差額について引当金をくり入れるまたは取り崩す方法である。
損益計算書(P/L)への貸倒引当金繰入額の表示区分は営業債権(売掛金)と営業外債権(貸付金)の分類に基づき、販売日及び一般管理費と営業外費用の二つがある。
貸借対照表(B/S)への表示は資産の部にする。原則各金銭債権の科目ごとに控除する形式で表示する。
同一企業に対して債権と債務を有している場合、債権債務の純額に対して貸倒引当金を設定する。(minimum0)
今日の感想
そこまで難しくはなかった。先週の分の講座が二つ余っているので早く終わらせないと、
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