今日の勉強範囲
管理会計論:部門別計算
今日の講義では部門別計算の実際配賦と予定配賦それぞれの方法、組み合わせについて、これらの短所と解消方法について学んだ。
単一基準配賦法と複数基準配賦法
単一基準配賦法…補助部門の変動費も固定費も消費量で製造部門に配賦する方法。製造間接費の配賦を部門別に機械運転時間に基づく予定配布率を用いて行う。[原則]補助部門の変動費及び固定費を製造部門では全て変動費とする。⇄[容認]補助部門の変動費と固定費の区分を製造部門でも引き継ぐ。
複数基準配賦法…補助部門の変動費は消費量で、固定費は消費能力でそれぞれ製造部門に配賦する方法。製造間接費の配布を部門別に機械運転時間に基づく予定配布率を用いて行う。必ず補助部門の変動費と固定費の区分を製造部門でも引き継ぐ。
製造部門に配賦する方法は実際配賦と予定配賦の2通りがあり、固定費の配布基準として単一基準配賦法と複数基準配賦法の2通りあるので4つの組み合わせがある。複数基準+予定配布の場合、固定費は配賦しない。
それぞれの組み合わせの短所とそれらの解消方法
- 単一基準+実際配賦
ある特定の関係部門に対する配賦額が、その他の関係部門における補助部門用役消費量の多少によって左右されてしまう。…短所1
各製造部門に対する実際配賦額の中に、補助部門における原価管理活動の良否の影響が混入してしまう。…短所2
- 複数基準+実際配賦
消費能力で固定費を配布するため短所1が解消する。しかし、短所2は残ってしまう。
- 単一基準+予定配賦
予定配賦にしたことで短所1、短所2どちらも解消。しかし新たな短所が生じる。
補助部門にとって管理不能な操業度差異が補助部門に残ってしまう…短所3
- 複数基準+予定配賦
全ての短所を解消する。
今日の感想
単一基準と複数基準の部分が難しかった。補助レジュメの18番と19番を必ず復習!!明日頑張って財務会計やるぞ!
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